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国土交通大臣が知事に回答
第2東京湾岸道路検討を加速
先月、森田知事が国への要望活動を行いました。内容は「アクアライン通行料金800円の維持と3年毎の継続更新」と「湾岸地域に第2東京湾岸道路を軸とした新たな道路ネットワークを早期に具体化すること」の2件。対する石井国土交通大臣の回答は、「アクアラインは要望通りになるよう検討したい」、「湾岸地域については、国が主体となり第2東京湾岸道路を中心とした『湾岸地区道路検討会』を設置し、検討を加速させたい。県にも地元調整をお願いしたい」というものでした。
第2東京湾岸道路の構想は以前からあったものの、三番瀬の保全を公約した堂本県政の誕生により、埋め立て計画が中止。湾岸道路計画も宙に浮き、国の態度も消極的でした。今回の大臣の発言に対し知事も「第2東京湾岸道路を軸とした道路ネットワークは渋滞解消につながる。人と物の流れがスムーズになる」と歓迎しています。
この道路の建設は予定地がある浦安の街づくりにも大きく影響します。今後、国・県の動きを注視しながら、多くの皆さんの声を聞いて、どのような形がベストなのか考えていきたいと思います。
(浦安新聞掲載のコラムより転載)