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県民調査で約8割が希望
「最期は自宅で…」の願いを叶えるために
今年2月、県が実施したネットアンケートの結果です。「終末期を自宅で過ごすことについて」聞いたところ、77・8%の回答者が「最期を自宅で過ごしたい」と回答。しかし、その内訳をみると「自宅で過ごしたいし実現できると思う」という人は24・8%に過ぎず、残りの53・0%は「そうしたいが実現は難しい」と答えています。
難しい理由として家族の負担や自宅の環境、在宅での看取りをサポートする医療・看護・介護サービスの不十分さなどが挙げられており、「医師・看護師不足対策」、「在宅医療・看護・介護支援策」、「医療・介護連携強化策」など、高齢化千葉の課題が見えてきます。
再選を果たした森田知事の2期目の県政は、こうした問題をはじめ、財政再建、人口減への対応など、様々な課題が山積しています。
6月議会の民主党会派代表質問は、私が担当することになりましたので、知事の認識と具体的構想を問いたいと思います。
(浦安新聞掲載のコラムより転載)