120万票を獲得し再選された森田知事が、打ち出した強気の予算編成を審議した今回の予算委員会質疑。議員活動当初から取り組んでいる継続政策を、改めて新生森田県政にぶつけました。
以下に抜粋でご報告いたします。
◆◇◆動物愛護について
殺処分ゼロを実現するために
野良猫・野良犬の殺処分ゼロを目指すには、愛護センターに収容される犬猫を「減らす努力」と同時に、「増やさない努力」が重要であることを、これまで関わった市民団体の方々から教えていただきました。これまでは、「減らす」施策を中心に働きかけを行ってきましたが、今回は「増やさない」施策を目指すには、愛護センターに収容される犬猫を「減らす努力」と同時に、「増やさない努力」が重要であることを、これまで関わった市民団体の方々から教えていただきました。これまでは、「減らす」施策を中心に働きかけを行ってきましたが、今回は「増やさない」施策をテーマに質疑を行いました。
飼い主のいない猫を捕獲し、不妊・去勢をしたうえで、地域で見守る「地域猫」が、各地に広がっており、千葉県でも昨年度から手術費の助成がはじまっています。しかし、今年度予算はわずか150万円。取り組みの成果を把握した上で、予算や実施エリアを拡大するよう求めました。
◆◇◆東葉高速鉄道について
民間社長の登用で経営改革推進
議員になって7年間、ずっと要望を続けてきましたのでしつこいことは、重々承知のうえでの質疑です。
すでに、民間社長を登用した、いすみ鉄道、千葉市モノレールなど、一定の成果が上がっており、日本一の負債を抱える第三セクター、東葉高速鉄道においても、民間の活力による経営改革が重要であると考えています。
利用客も増加し、単年度では3期連続の黒字となり、順調な経営改善が見られますが、集中支援が終了する28年度以降は、多額の債務を抱えたまま、自立を図っていかなければなりません。
経営の抜本的な改革を担う優秀な人材登用の道を引き続き探ってまいります。
◆◇◆放射性物質の測定の現状と今後の対応について
情報共有の徹底を
江戸川河口のウナギから、国の基準値を越える放射性セシウムが検出されたことにからみ、県内水産物の信頼回復のためにも、定期的な測定を行い、正確に公表していくことを要望しました。