千葉県議会の民主党会派で、浦安の被災状況を視察しました。5月13日にも有志で視察に来ましたが、今回は、千葉県葛南土木事務所(県道の道路、側溝を所轄)が同行しての会派視察です。
私は、「視察者」というより「案内人」の役回り。
10時に日の出お日様公園から視察を開始し、入船住宅地、県立浦安南高校、富岡交番、JR新浦安駅、見明川、若潮通りとまわり、昼食後、境川、高洲の公共下水道、日の出の護岸のルートで、ほぼ1日かけて市内をまわりました。
震災から3カ月。浦安の街は平静をとりもどしてはいますが、いまだ液状化は、色濃くその爪跡を残しています。同行した民主党議員たちも、実際にその爪跡を目の当たりにすることで、液状化対策の必要性を改めて感じてくれたようでした。
災害時には、避難路ともなる道路、避難場所でもある学校、市民生活の根幹であるライフラインなどの液状化対策なくしては、浦安の復興はあり得ません。
こうした施設の復興は、県管轄の箇所も多い訳ですから、「そのまま前の通りに直す」というような上辺だけの復旧に終わらせないよう、引き続き働き掛けて行きたいと思います。