本日、千葉県議会6月議会が開会しました。
今回の議会で審議されるのは、先日この記事(→「議案説明」)で、ご報告した補正予算案をはじめとする16の議案と18の報告。
→詳細 千葉県議会議案一覧
震災、そして改選後、最初の定例議会ですので、代表質問も一般質問も、震災関連一色になることが予想されます。復旧・復興は最優先の事業であり、今回の補正予算案にも、財源確保のため、義務的経費を除き5%の事業費削減が明記されています。
ただ、行政は、災害の復旧・復興だけやっていればいいと言う訳ではないことを、私たちは忘れてはなりません。
もちろん、火急ではない施策は、先送りせざるを得ないと思いますが、県民の最低限の生活を守ることは、行政の務めです。復旧・復興の旗印の下に、福祉・防犯など、生活を守る施策がなおざりにされないよう、私たち議員は、しっかり目を配って行く必要があると考えています。
今回提出された報告の中に、私が注目している案件があります。
それは、「外郭団体の経営状況」。前々から民主党は、県の外郭団体の整理を主張してまいりました。財政状況がもともと厳しい上に、震災で更に深刻な状況になることが明らかであるなか、外郭団体に補助金を流し続けることを、見直していかなければなりません。そもそも外郭団体は、市民・県民のニーズに行政より柔軟に対応できる組織で、自立を目指すべきなのです。経営が危機的状況であるならば、そこにニーズがあるのか、その検証が行われるべきではないかと考えます。
6月議会の会期は、来月8日まで。今回私は、一般質問に立てることになりました。質問の日程や内容は後日お知らせいたします、