9月1日防災の日、九都県市合同防災訓練に出席してきました。
九都県市合同防災訓練は、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市が、合同で行う、地域連携型の防災訓練で、昭和55年に六都県市(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市)で行って以来毎年開催され、今年が31回目になります。
千葉県では「小糸川漁港隣接地」、「海ほたるパーキングエリア」及び「極東石油工業株式会社」の3ヶ所で、大規模地震を想定した防災訓練を実施。私は、主会場の「小糸川漁港隣接地」の会場に参加しました。
訓練の想定災害は、「君津市を震源域とする直下地震(マグニチュード7.9、君津市で震度6強を記録)が発生。市内全域で建物が倒壊、火災が発生し、死者が多数出ている。また、東京湾アクアラインでは多重衝突事故が発生している」というもの。会場内の各所で、臨時へリポート設置訓練、住民による初期対応訓練、消防・警察・自衛隊・海上保安庁・医療機関・ボランティア組織等による救出・救護現場連携訓練、海上における捜索・救出訓練、孤立地域からの被災者救出・救護訓練、避難所運営訓練などが行われました。
議員の私たちは、防災服を着用しているにも関わらず、観覧席に座って、訓練を見守るだけで、なんだかフラストレーションがたまりました。
千葉県全域から集まって来ている議員たち、地元にいるときに地震が起きたとしたら、その地域の中で役立つこともできるでしょうが、本会議が開催されているときは、帰宅もままならず留まる議員たちが、手持無沙汰に交通の復旧を待つ訳にもいきません。
地震が起こったときに、私たち議員は、どんなことをすればよいか、どんな役割を担うのか、もっときちんと議論すべきだと思いました。