東小学校で行われた消防出初式に出席してきました。
消防出初式の起源は、遠く万治2年(1659年)の1月4日に、上野東照宮前で行われた出初の儀式が起源だそうです。1657年に江戸を襲った大火で、当時江戸は焦土の中で、懸命な復興を行っていました。財産や家族、知人を失い、絶望的になった江戸の民を勇気付けるため、時の老中稲葉伊予守正則が、定火消総勢4隊を率いて気勢をあげ、人々に大きな希望と信頼を与えたそうです。
それが、日本各地に広がり、営々と現代に受け継がれているのだとか。
今年の冬は、悲惨な火事のニュースが多いような気がします。幼いこどもが犠牲になる火災が年明けから相次ぎ、やりきれない気持ちになった方も多いのではないでしょうか。
そんな時だからこそ、人々に「希望と信頼を与える」消防出初式がなおさら意義深く感じられました。