来月13日、16日、17日で開かれる予算委員会に先立って、21年度当初予算案の説明がありました。
景気の落ち込みの影響は、予算案にもはっきりと現れています。税収見込みは、今年度より10.2%、約816億円の減少です。トヨタショックで3000億円の税収減となる愛知県とは比較にならないものの、財源不足で赤字経営を続けてきた千葉県は、更に厳しい経営を強いられることになります。
一般会計予算総額は、昨年より約140億円少ない、1兆4266億8300万円ですが、今回提出される予算案は、3月に知事選があるため、事業費などが計上されていない「骨格予算」です。そのため、6月の補正予算時には、さらに厳しい予算組みになることが想定されています。
銀行視点からみれば、危機的な状況に思える千葉の経営状況。先日の県政世論調査で要望が多かった災害対策がとれるのか心配です。その点について予算員会で質疑しようと思っています。私が予算委員会に出席するのは、17日午後。委員会の様子は、千葉テレビで中継されます。