先日、委員会での質疑の内容をご報告しましたが、今回の委員会では、はじめて、請願の紹介議員をつとめました。
請願の内容は、旭市・銚子市・東圧町にまたがる場所に、民間企業エコテックが計画している産業廃棄物処分場建設許可取り消しをめぐる訴訟にからむもの。5月21日に高裁が出した「許可取り消し」の判決を不服とし、県は、最高裁に上告しています。
この産業廃棄物処分場は、1998年に業者から申請があって以来、10年を超える反対運動が続いています。過去に行われた住民投票では、98%が反対という結果も出ており、また、一審二審と敗訴しているのにも関わらず、県は、上告に踏み切りました。
その上告取り下げを求める請願が住民側から提出され、同じく民主党の竹内議員と私が紹介議員として、住民の訴えを後押ししました。竹内議員が、住民側に立ち請願の主旨に沿って質疑を進め、私も賛成の立場から意見を述べましたが、残念ながら自民党などの反対で、委員会では「不採択」という結論となりました。
最終的な結論は、8日の本会議で出される予定です。住民の声に耳を傾け、市民県民の利益を優先して判断を行うのが議員の仕事です。それぞれの議員がどんな判断をするのか、ご注目いただければと思います。
(写真は、現地視察の際に撮ってきた建設予定地)