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平成27年度予算案
安心・安全こそ、 満足度日本一の基盤
2月議会がはじまっています。提出された新年度一般会計予算案は、今年も過去最大の1兆7千95億円。「『くらし満足度日本一』の千葉の実現に向けた取組をさらに発展させ、着実に成果をあげていく年」と位置付けた強気の予算編成です。
歳入の柱である県税収入は、景気回復と消費税引き上げにより前年比10.5%増の7536億円を計上。リーマン・ショック前の水準(20年度決算額7584億円)への回復を見込んでいますが、その当時の予算規模が1兆5千億円であることを考えると、森田県政の強気に危うさを感じます。
五輪に向けた経済施策をはじめ、派手な事業が並ぶ予算書の中で、思わず「よし!」とつぶやいてしまった項目があります。高校生からの相談を受け、平成22年2月の予算委員会で、最初に取り上げた「県立高校の耐震化」。来年度は約104億円の予算がつき、当時70%程度だった耐震化率が、ついに100%となります。
3月3日に予算委員会で質疑に立ちますが「安心・安全こそ、満足度日本一の基盤」という視点で予算を厳正に審議してまいります。
(浦安新聞掲載のコラムより転載)