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第三次ちば中小企業元気戦略
千葉の元気を担う小規模企業・商店
先月県は、「第三次ちば中小企業元気戦略」を策定・発表しました。この戦略は、平成18年、中小企業振興を図る基本方針として策定され、翌平成19年には、この戦略に基づき、全国に先駆け、「千葉県中小企業振興に関する条例」が制定されてます。中小企業の当事者との話し合いを経て、約3年に一度見直され、今回が3度目の改定になります。

県内の企業約13万社のうち、99・8%を占める中小企業。そのうち、86・8%が、従業員5人以下の商業・サービス業や20人以下の製造業の小規模企業です。つまり、商店や専門職の事務所、町工場などが、県の経済はもちろん地域社会を支えているのです。
しかし、小規模企業の8%にあたる9千社が、平成21年からの3年間で減少しているという現実。第三次戦略では、この状況に危機感をもち小規模企業への支援を打ち出し、同時に起業支援など、「増やす」支援も盛り込まれています。
街に根付いた事業・商店は、地域の元気の源です。施策の成果が出るよう私も行政相談を通じ、支援策の利用を促してまいります。
(浦安新聞掲載のコラムより転載)