日の出にお住まいの市民の方から、行政相談をいただきました。
日の出南小、明海南小の通学路に信号がなく、保護者のみなさんが心配しているというお話です。
現地は、どちらもシンボルロードから1本奥の交差点で、登下校時にはたくさんの児童が通行しています。
千葉県は、残念ながら交通事故が多い県として、ワーストランキングでは、毎年上位に入っています。
人口や面積、車両通行数も全国上位なので、発生件数だけで一概に、「交通安全施策がゆるい」と決定づけることはできないとは思います。ですが、財政難を背景に、1年に信号を新設できる数は、要望数の1割にも満たない状況です。今年度も、「信号・道路標識・歩道など整備費」として、約26億円の予算が計上されていますが、本来ならば、要望箇所の調査を行い、必要と認定できる場所をリストアップして優先順位をつけ、いつまでに、どこにつけるか、そのために、単年度では、いくらの予算を確保しなければならないか、その財源はどうするのか、詳細な計画をたてていくことが肝心です。
ちなみに、道路特定財源がなきゃできないなんてことはないと思っています。一般財源の使途を大幅に見直すことで、交通安全など「生活」に密着した施策に使える予算を生み出すことができるはずです。
相談の内容は、警察に、調査をするよう要望しました。結果はまた、この場でお知らせします。