先週13日から6月議会がはじまっています。
今回は一般質問を行うため、議案審議に加えて、原稿の準備やヒアリングなど、いつにも増して慌ただしい日々です。
一般質問の通告内容は以下の通り、今回は来春の改選前の最後の質問になるため、これまで取り組んできた施策や浦安市内の県政課題を中心に取り上げています。
登壇するのは25日(月)の13:00頃となります。お時間のある方は、ぜひ傍聴にいらしてください。
以下のページからインターネット生中継でもご覧いただけます。
1.鉄道政策について
これまで取り組んできた鉄道政策と言えば「東葉高速鉄道の自立化」と「京葉線・りんかい線相互直通運転」の2テーマ。もちろん、どちらについても質問します。
1)東葉高速鉄道について
多額の負債を抱える鉄道第三セクター東葉高速鉄道。単年決算では黒字となっているものの、返済については県や周辺自治体の支援を得なければならない状況です。経営「改善」では生ぬるく、経営「改革」するくらいの思い切ったマネージメントが必要と、私はこの10年、民間からのトップ登用を提案して来ています。
今回は、最新の決算状況及び自立支援委員会での検討状況を確認し、再度、依存ありきの体質から脱却する経営改革を求めます。
2)京葉線・りんかい線の相互直通運転について
2016年千葉県総合企画部交通計画課が行った「鉄道アクセス向上に関する調査」などで、大きな効果が見込めることがはっきりしたもののJRとの協議が進展せず、動きが止まってしまっている感のある京葉線・りんかい線の相互直通運転。大きな事業ではありますが、実現に向けて粘り強く取り組むと共に、県としてできることを検討して行く必要があります。
そこで、京葉線の複々線化の検討状況はどうなっているのか確認します。
※相互直通運転については、党派を超えた新たな動きもあります。それについては、矢崎コラムでご報告します。
2.分譲マンションの課題について
区分所有者の高齢化、建物の老朽化をはじめ、様々な課題を抱える分譲マンション。東京都では、こうした課題に対応するため、先進的な取り組みが行われています。千葉でも、都と連携を取って、効果的な取り組みを参考にすべきであること、また今後更に拡大する課題に対応する職員の配置を提言し、県の考えを問います。
3.災害救助犬の普及について
地震や土砂崩れなどの災害時に倒壊家屋や土砂等に埋もれ、助けを必要とする人を嗅覚で探し出す災害救助犬。
浦安では、市有地を活用した訓練場で、NPO法人日本救助犬協会の方々が救助犬の育成に取り組んでいます。こうした団体に対する県の支援の考えを聞きます。
4.動物愛護について
2009年から取り組んでいる課題です。当時全国ワースト1,2位を争う数の犬猫を殺処分していた千葉県。その後の取り組みで、2012年には半分近くまで、処分数を減らしています。
それから更に、どのような推移になっているのか、確認します。
5.子ども食堂について
2009年に日本の子どもの相対的貧困率が、先進国でもワースト上位にあることが発表され、話題になりました。現在やや減少したとはいえ、13.9%の子どもが貧困状態にあります。豊かと言われる日本でも、7人に1人の子どもたちが生活に困窮している状況です。
こうしたことを背景に、欠食や個食をしている子どもに、無償または数百円で食事を提供しようとはじまったのが「子ども食堂」です。ここ数年で全国で2286箇所、千葉県でも62箇所の食堂が開かれています。
子どもたちが安心して利用できるよう、県としてなんらかの指針や継続のための支援が必要です。県の考えを聞きます。
また更に、こうした状況下に子ども置かないための抜本的な対策についても議論したいと思います。
6.浦安市内の護岸について
浦安市内の水辺の開放や護岸の整備は、県の動きの影響で進展が見られない箇所が多々あります。以下4点について県の計画を確認するとともに、早急な整備を強く要望します。
1)旧江戸川における護岸の整備状況と今年度の整備予定
2)浦安海岸舞浜地先における護岸の整備状況と今年度の整備予定
3)明海護岸の開放に向けた検討状況
4)入船地先及び日の出地先における護岸の老朽化対策の見通し
以上です。
結果は矢崎レポートやブログでご報告いたします。