浦安文化会館小ホールで「高田有莉子と管弦楽の名手たち」を鑑賞してきました。
このコンサートは、ピアニスト高田有莉子さん(写真右はじ)と、音楽の仲間である「管弦楽の名手たち」が、それぞれの楽器の特性を活かした演奏で、クラッシックの名曲をコラボレーションするもの。エルガーの「愛の挨拶」からはじまり、成田為三の唱歌の名曲「浜辺の歌」、サンスースの「動物の謝肉祭」、ピアソラの「キーチョ」そして、シューベルトの「鱒」。いずれも聞けば「ああ!」とわかるポピュラーなクラッシクを演奏で丁寧に紐解くステージでした。
高田さんは、浦安市施設公社と浦安市が協働で行っているアウトリーチ活動「ミュージックデリバリー」に協力している演奏家。昨年入船南小学校で行われたアウトリーチ活動視察の際に知り合いました。音楽の名門学校に留学、数々の輝かしい受賞歴をお持ちの高田さんのピアノ演奏を、生でそして間近で聴いている子どもたちの目の輝きが、今でも強く印象に残っています。
数値で結果が出る「学力」とは違う「教養」という名の教育。それに手を貸してくれている若手の音楽家を市民として応援して行きたいと思います。