2014.11.13 Thursday11月9日、野田佳彦前総理をゲストとして招き、県政報告会を開かせていただきました。
当日は、お忙しい中、200人を越える市民の方々にご来場いただくことができました。
◆◇◆議員定数是正で揺れた議会
自らの身を切る覚悟を
私からの県政報告では、9月議会で議論した県議会の議員定数見直しについて説明しました。

来春の統一地方選挙を前に、県内の「飛び地選挙区」の解消や、「一票の格差是正」のため県議会内に委員会を設置して検討をしてきました。
民主党会派では、現在の95から、16議席削減し79議席とする案を提出、その他の各会派も概ね議員を削減する見直し案を提出しました。
しかし、最大会派の自民党が意見をひとつにまとめることができず、「現行定数のまま」とする案と、時代に逆行する「3議席増やす」案の2案を出してくるなど迷走。最終的に、定数見直しをしない方向で押し切る形になりました。
議会は、民主主義を支える手段であり、公正な運営のために是正が必要であれば、自らの身を切る覚悟が必要です。こうした問題を先送りにし続けることは、県民の利益になるとは思えません。今後も、是正に向け取り組んでまいります。