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動物愛護条例制定
ゴールは犬猫殺処分ゼロ
今月15日に閉会した9月議会で「千葉県動物の愛護及び管理に関する条例」が、全会一致で可決・制定され、10月21日に公布されました。
動物愛護は、平成21年春、県の動物愛護センターへ視察に行き、処分を待つ動物たちを目の当たりにして以来、私が継続して取り組んできたテーマです。

当時千葉県の犬・猫の殺処分数は、全国実質トップ。その後の取り組みで数は減ったものの、24年度実績で、いまだ全国3位の不名誉な地位にあります。
条例化には、県が取り組む課題を定め、目的の設定と達成する手段が明示されるという、大きな意義があります。この条例では、猫の室内飼いの義務付や、マイクロチップ装着の推奨、譲渡の推進など、愛護センターの受け入れ数を減らすための対策が盛り込まれています。
残念ながら、不妊・去勢に対する助成や、地域の動物愛護団体との連携が盛り込まれませんでしたが、計画に落とし込まれた段階で、引き続き効力のある施策を強く求めてまいります。殺処分ゼロのゴールを目指して。
(浦安新聞掲載のコラムより転載)