2012年もあと数日で暮れようとしています。
本日、片づけをしようと事務所に行きましたが、訪問してくださった市民の方や、お電話、メールなどでの、行政相談の対応で、1日が終わってしまいました。大掃除は、あす以降に持ち越しとなりましたが、良い「仕事納め」となりました。
市民・県民の最も身近な「政治の窓口」が、私たち地方議員です。私たちひとりひとりができることは、大きなことではないかもしれませんが、皆さまの声に耳を傾けその声を県政へ届けることは、確実にできる仕事であり、私が最も大切にしている「県議の業務」です。
民主党政権に国民の厳しい審判が下された総選挙は、59.32%という憲政史上最低の投票率であり、政治の信頼の低さ、冷え切った国民の気持ちを物語っています。近年、日本の政治は大きく揺らぎ、私が政治の世界に入った2007年から今年まで毎年首相が交代するという異常事態。地方議員の活動でも、首相が変わるたびに深まっていく政治への失望を、ひしひしと感じてきました。
そんな時代にあって、私は、ただただ「代表として送りこんでいただいている」ことを念頭に、市民・県民の目線を尊重し続けることにより、ぶれずにいられたように思っています。その活動が徐々に実を結び、今年は、取り組んできた犬猫殺処分数の削減が数値となって表れたことや、市内の水道耐震化完了の目途がついたこと、給食食材の放射能検査がはじまったことなど、手応えを実感できた1年でした。
1年の締めくくりにも、県政相談業務にあたることができたことに、深く感謝し、新しい年を晴れやかな気持ちで迎えようと思います。
みなさま今年もお世話になりました。
どうぞ良いお年をお迎えください。