2011年、新しい年がはじまりました。
みなさま、あけましておめでとうございます。
今年の年頭の言葉には、私の信条である「真剣勝負」を選びました。
どんな小さなことにも、誠心誠意、全力投球で、真剣に取り組めば、必ず道は拓ける。
人生に「コツ」や「裏技」はなく、真剣さこそが勝負を決めるのだと思っています。
今年はまさに、勝負の年。
4月の統一地方選挙では、市民のみなさまに、再度私への信任をいただけるか、
ご判断をいただくことになります。
今、民主党には、たいへんな逆風が吹いており、支持者の方々からも、ご心配の声があがっています。確かに、今回も、厳しい戦いになるでしょう。
しかし、4年前、全く無名だった私に1票を投じてくださった市民の皆さんを私は信じ続けています。
そのご期待の重さは、大きなエネルギーとなって、当選から今日まで、私を駆り立ててくれました。
この4年弱。日本の政治は、もがき続けてきました。
民主党政権になった今もなお、政治は、国民に希望を見せることができているとは言えません。
ご批判の声を受けてしかるべき政治家が、党内にいるのも事実です。
一方で、中央政界にも、地方議会にも、この国を、この街をより良くするため、
真摯に向き合い、全力を注いで、真剣に取り組む政治家が、確実に増えていると思っています。
日本の政治は、派手できらびやかなものから、地味で実直で無骨なものにその姿を変えようとしています。傷つきもがき悩みつつも、より良い明日に向かって、前進していくことが、政治家のあるべき姿であると私は信じています。
「家族がささやかな食卓を囲んで微笑みあう。そんなささやかな幸せを守りたい」
政治を志した最初の想いは、今も熱く胸にあります。
「ささやかな幸せ」が守られる安心な社会の実現に向け、私は、ひとりの議員として、
一人の人間として、これからも真剣勝負で取り組んでまいります。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2011年 元旦 矢崎けんたろう