2010年が、あとわずかで終わろうとしています。
28日は、役所の仕事納めでしたが、その後3日、あちらこちらに門松が飾られ、新しい年を迎えるばかりとなった静かな暮れの街を、慌ただしく駈けずり回っておりました。
議員となって、4度目の年の瀬。最初の年の暮れに「まさに議員は年中無休」と書きましたが、慌ただしさは年を重ねるごとに増して、今年も実に忙しい師走でした。
1年を振り返れば、色々な場面で「悔しさ」を感じることが多かった年でもありました。
政権与党となった民主党の政治資金問題やさまざまな方向転換で、私たち地方議員は強い逆風を最前線で受けつづけました。
参議院選挙で大敗し、その後の地方選挙でも厳しい結果が続きました。そして、全力で臨んだ浦安市長選挙でも、結果を出すことができませんでした。
厳しいご批判の声は、真摯に受け止めなければなりませんが、長きにわたる自民党政権のツケが明らかになり、日本の現実が見えてきていることは、決して悪いことではないと信じています。
傷の深さを見なければ、治療の方法すら見つけることはできません。
この国が直面しているさまざまな課題を隠すことなく国民に開示し、その解決方法を提示し、実行して行くのが政治という仕事だと思います。
来年は、私も任期満了となり、再度市民のみなさまに、付託をいただけるか、ご判断をいただくことになります。県が抱えている課題とその解決方法を、みなさまにご提示するため、この正月は、じっくり県政に向き合うつもりです。
末筆になりましたが、今年もお世話になりました。
どうぞ、良いお年をお迎えください。