「年の瀬」と言うには、まだちょっと早い気がしますが、私の住んでいる海園の街で餅つきがありました。
昨年の餅つきの記事(→「もちつきで実感」)で、「次の年には、また筋肉痛に悩むことになるのでしょう」と予想していた通り、今回もやっぱり筋肉痛…。杵を握る前に、このブログを読んで、昨年のことを思い出しておけばよかったと、今更ながら思っています。
年の瀬の風物詩である餅つきですが、餅は稲作文化とともに渡来し、杵と臼は、縄文時代からすでに農具として使われていたそうです。21世紀の今に伝わる日本古来の食文化と言えるでしょう。いや、餅つきが営々と受け継がれてきたのは、「食」の範疇を超えた文化がそこにあるからかもしれません。「集い」の文化とでもいえばよいでしょうか。秋の実りを持ち寄り分かち合って、力を合わせて餅をつき、新しい年をともに迎える。そんな和の心を感じます。
今年最後の議会中で、なにかと慌ただしい日々の中、近所の方々と共に汗をかき、搗きたての餅を頬張って、心がなごみ…筋肉はこわばった一日となりました。