昨日、学校のデイキャンプで、飯炊き係りを担当しました。キャンプですから、炊くのはもちろん「飯盒」です。家族や仲間とバーベキューをすることはあっても、飯盒まで登場するほどのアウトドアの機会はなかなかありませんでした。飯盒を手にするのは、見明川中学校時代に行った林間学校以来のことになるでしょうか。
そんな経験と実績が少ない私ですから、経験豊富なアウトドアの先輩方に教えを請いつつも、果たしてうまく炊き上がるかと火加減を見ながら実に心配でした。最初のひとつめを蓋を開けて、中のご飯が焦げて炭になっていないことを確認したときは、心からほっとしました。
このごはんに、手作りのカレーをかけて(ナンもありました!)、みんなで校庭で食事をしましたが、こうしたイベントを通じて、近所のこどもと親たちが交流することの大切さを感じました。昨今の社会的な背景もあり、知らないこどもにはなかなか声をかけづらいものですが、知っているこどもなら気軽に声をかけられますし、悪いことをしていればしかることもできるでしょう。
私たちの育った時代には、そうして地域ぐるみでこどもたちを見守るコミュニティが、まだ存在していました。近所のおじさんもおばさんもやさしく、そして怖かったです(笑)。そんな「健全なコミュニティを取り戻すには」と眉根を寄せて会議をするより、こうしてイベントを行い、実際に地域のこどもたちと交流する機会をつくってしまった方が手っ取り早い。主催されているみなさんに「考えるより実行」の大切さを教えていただいたような気がします。
そういえば事務所なんとかしないと…「考えるより実行」で、片付けたいと思います。はい。