環境生活警察常任委員会が開かれ、質疑を行いました(写真:逆光ですごいことになってます・汗)。
今回私は予定通り、「ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉の19年決算と今後の経営改善策について」質疑を行うことにしていましたが、同じ民主党議員からの依頼もあり、「県内の交番設置の状況」も質疑しました。
ニューフィルについては、「19年度決算は、事業収入が660万円強減少したものの、人件費などの削減を図ったため、260万強の黒字となった。しかし、累積損失が2250万円ほどあるため、依然として経営状況は厳しい」ということでした。しかし、財団では、5月22日に「ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉再構築計画」を策定し、今後の改善策として、「事務局と楽団員が一体となった営業活動やPR活動の積極的実施」や「創意工夫されたコンサートの企画制作及び営業活動の強化のための音楽関係実務者の配置」などが盛り込まれたとのことです。
私は、以前から、ニューフィルの支援を「縮小」するのではなく、再建に向けて、音楽プロデューサーの設置など積極的な支援をするよう求めてきましたので、今後その計画が進み、ニューフィルが県民の音楽文化振興の重要な役割を果たす楽団となるのを、期待して見守りたいと思います。
また、県内の交番設置についてですが、平成元年以降、設置を求める要望は、100箇所にのぼっているものの、県の財政事情などで、設置できているのは、年間わずか1箇所。「財政事情」が県民の安心・安全にも影響する…千葉県の財政の危機的状況が浮かび上がる結果となりました。
県は、もっともっと危機意識を持って、滞納対策や大型事業の見直しを行うべきだと、改めて実感しています。