千葉から浦安に戻る車中でのこと。FMから懐かしい曲が流れてきました。私の青春時代のど真ん中に流行した”大滝詠一”の特集番組です。
「なんで、今頃大滝詠一?」と思いつつ、懐かしさにひたっていると、ラジオのパーソナリティーが、「大滝詠一さんは、明日60歳の誕生日を迎えられます」と…。
驚きというか、ショックというか。もうそんなに年月が流れてしまったのかと、アルバム「A LONG VACATION」を繰り返し聴いていたあの頃の自分から、なんだかずいぶん遠く離れてしまったような…
まぁ、正直に言うと、自分もずいぶんと年をとったような、そんな感覚に襲われました。
40歳。議員の世界では「若手」の部類に入るようですが、大滝詠一が大流行していた当時の自分から考えれば、もう立派なおじさん。大人です。あの頃描いていた、未来の自分像に叶う大人になれているか、自問自答をしてしまいました。
家に帰って、昔のアルバムを引っ張り出し、身近において置くことにしました。将来を純粋に夢見ていた自分を振り返ることは、悪いことではないはずです。