オリパラ競技を盛り上げるために
7月21日に行われた参議院選挙の千葉選挙区において、私も応援していた長浜ひろゆき候補がおかげさまで当選することができました。皆さんのご支援に心から感謝申し上げます。これからも、長浜ひろゆき参議院議員と連携しながら、国政、県政において、「まっとうな政治」、「ガラス張りの政治」を実現できるように活動して参ります。
さて、今日で来年の東京オリンピック開幕まで、ちょうど1年となりました。6月1日には千葉県内におけるオリンピック聖火リレーのルート概要も発表され、県民の関心も高まってきていると思います。競技については千葉県内でもオリンピック4競技、パラリンピック4競技が開催されます。しかし、この8競技の認知度が残念ながら低い現状が、ちばぎん総合研究所の調査で明らかになりました。
読者の皆さんは、何競技ご存知でしょうか?
ちばぎん総合研究所の県内実施競技の認知度などを尋ねた意識調査によると、オリンピック開催競技の認知度は、サーフインが70%と高かったものの、フェンシング一17%、レスリング17%、テコンドー13%と2割以下にとどまっています。パラリンピック競技については、車いすフェンシング9%、ゴールボール7%、シッティングバレーボール6%、テコンドー5%といずれも1割以下でした。これでは、せっかく千葉県で開催される競技が盛り上がらずに終わってしまう可能性があります。そこで、6月に開かれていた6月定例県議会の代表質問において私から県に対して、今後どのように大会に向けた機運醸成を行っていくのか質問しました。
答弁では、大会を来年に控えた今年度は、県内各地の横断幕や様々なメディアの活用による情報発信を強化するとともに、アスリートによる学校訪問をより多く実施し、また、大会に向けて県内で開催される国際大会の観戦機会を、子どもたちに提供していく。さらに、今年3月からは県内経済界からも経済六団体が中心となって、「スポーツを応援するチーバくん」のデザインの活用を呼び掛けてもらっており、店舗へのポスター掲出や営業車両へのステッカー貼付け、オリジナル商品の開発など、大会を盛り上げる県内事業者の取組も広がりを見せている、ことなどが示されました。
そして、答弁の中に有ったアスリートによる学校訪問が、さっそく浦安でも行われました。7月3日に東野小学校、5日には見明川中学校に日本フェンシング協会のオリンピック銀メダリスト太田雄貴会長や協会選手2名が来て、デモンストレーションや模擬試合、生徒児童のフェンシング体験等が行われました。
私もお邪魔をしましたが、どちらの学校の児童生徒もトップレベルの選手のプレーを間近で見て、目を輝かせていましたし、代表児童、代表教員と選手による模擬試合は大変な盛り上がりを見せていました。このような活動で児童生徒が関心を持てば、保護者にも伝わり、競技会場へ応援に行こうという方が増えるのではないかという感想を持ちました。
開幕まであと1年です。皆さんも、是非、県内開催競技に関心を持って頂き、応援して、大会を盛り上げていただければと思います。
令和元年七月二十四日
矢崎けんたろう