先週21日、末松義規復興副大臣が千葉県を訪れ、東日本で被災した旭、香取、浦安の3市を視察しました。
今回の視察は、復興交付金の第一次配分が先月行われ、第二次配分に向け、被災地の声を収集することが主な目的。
浦安では、大規模半壊した舞浜駅の行政サービスセンターや、液状化の地盤改良実験が行われている東野の住宅展示場跡地、校庭と校舎に大きな段差ができ、校庭が広く液状化した明海小学校などを視察しました。
副大臣は、東野では、工法やコスト削減方法などについて、地盤改良の業者の説明に熱心に耳を傾けていました。
また、明海小では、第一次交付(液状化の分野)で申請を受け付けたのは、「道路と宅地の一体化事業の調査費のみであり、広域避難所である校庭などの復旧には使用できず困っている」との声を受けて、「大臣に伝え検討する」と答えていました。
末松復興副大臣は、視察後、「住民目線でどこまでやれるか。市民目線に立った復興に取り組みたい」。復興交付金についても「3市とも満足していただけるよう、できるかぎりやりたい」と語っていました。
国・県・市の連携なくしては、住民目線、市民目線の復興を実現することは、不可能です。私は県議会議員の立場で、引き続き連携を図ってまいります。