今週の月曜日、千葉県議会の立憲民主党会派の有志で、「梨ナビ」の取り組みについて視察しました。
お伺いしたのは市川市内にある梨園。
「梨ナビ」とは黒星病から梨を守るために、梨園に設置した気象センサーのデータを、千葉県農林総合研究センターが開発した梨なびアプリを介して、生産者が持っているスマートフォンに提供し、その情報によって生産者は的確に農薬散布等の対応がとれるシステムのことです。
これによって、従来は生産者がマニュアル管理していた、散布した農薬の残効期間や、次にいつ農薬を散布するか、といった手間のかかっていたことが、スマートフォンを見れば一目でわかるようになりました。
結果として、生産者の稼働削減、収穫ロス抑制、減農薬栽培につながっているそうです。
当日は、生産者の方から直接お話しを聞くことができ、梨園で気象センサーを見学することもできたので有意義な視察となりました。
今後、千葉県としても梨ナビの機能を追加して、梨の品質・生産性向上を目指す方針なので、引き続きフォローしていきたいと思います。