2月に、「求められる県の事業仕分け」という記事(→読む)で、民主党が独自に事業仕分けを行うと書き、結果は後日としたままになっていることに、はたと気が付きました。
申し訳ありません。すでに、事業仕分けの結果に基づいたことも、色々な記事のあちらこちらに書いてしまった気がします。すいません。改めて、そしてあわててご報告します。
事業仕分けは、民主党県議団が2班に分かれ、2月19日、22日に実施。2010年度当初予算案をもとに、担当課から話を聞くなどし、24の事業を「不要」(4)、「要改善」(13)、「民間に任せる」(1)、「市町村に任せる」(1)、「予算どおり」(5)に仕分けました。
「県民マラソン(仮称)調査事業」は、アクアラインありきの計画への疑問や収支見通しの甘さなどを理由に、また「かずさアカデミアホール事業」は高すぎる委託料(年間5億円以上)への疑問から「廃止すべきもの」としたのをはじめ、「ちばの地域力向上・タイアップ事業」、「地域とともに歩む学校づくり推進支援事業」の2事業も、効果や具体性がないことから「廃止」となりました。
仕分けをしてみて感じたことは、財政難財政難と、ぎりぎりのやりくりをしているような県の事業に、まだまだ無駄があるということ。削るべくは削り、予算を浮かせ、より火急な施策と入れ替える必要を強く感じました。
県のすべての事業を仕分けたとしたら、どれだけの予算が浮くことか。今までの事業の上にかぶせたような、新総合計画「輝けちば元気プラン」も、もっと画期的なものになったかもしれません。
仕分けの必要性は、今後も県に要求していく予定です。