一般質問にたちました。10月2日の午後のことです。翌日の新聞に、堂本知事が議場で怒りをあらわにされたことが、書かれていましたので、「いったい矢崎は何をやったのか」と、ご心配されている方も多いかと思います。
私の質問は、前回の記事でお知らせした5件。知事に「失礼」と受けたとられてしまったのは、三番瀬に関する質問の際の私の発言です。
私は、かねてから、議員には任期があることを、強く意識しています。いわば4年の契約で市民・県民の付託を受けているわけですから、皆さまにお約束したことを前に進める努力を絶え間なく続け、4年の間に結果を出していかなければならないと考えています。当然のことながら、首長という職にも任期があり、三番瀬の問題については、任期中にどこまで区切りをつけるかは、知事も考えておられることだと思っておりました。いや、今も考えていらっしゃると信じております。しかし、私が「任期中にどこまで」を強調して質問したことが、知事の琴線に触れてしまったようです。
「私が絶対立候補しない保証は」と、逆に質問をされてしまったときは、正直戸惑いました。私が「知事がもう立候補しない」と決め付けているか、もしくは「立候補するな」と言外に述べたと受け取られてしまったのだとしたら、言葉足らずをお詫びしたいと思います。
その他にも、私の「若さ」(政治の世界基準)に対して、「単純」とご指摘くださる知事発言もありましたので、党の先輩たちが抗議を申し入れてくださいました。
私は、知事が3期目に出馬されるかどうかは別にして、来年4月の任期までに、この問題にどんな区切りをつけるおつもりなのかを聞きたかっただけなのです。議員に許されている一般質問の機会は年1回。堂本県政の2期目の任期中に直接お考えを聞ける最後の機会でした。お怒りを招き、質問に対するお答えを聞けなかったことが本当に残念です。
ぜひ、一度三番瀬に対する知事の熱い想いを伺いたいと願っております。
別の機会に、私の質問に対するお答えをいただけないでしょうか…堂本知事?