民主党千葉県議会は、先の6月議会に「後期高齢者医療制度廃止を求める意見書」の提出を発議しました。
最終日に採決が行われましたが、自民・公明・無所属(2名)の反対で、残念ながら不採択となりました。政治家のうち、市民・県民に一番近い場所にいるのは、地方議員です。
今回、意見書に反対した議員の耳にも、この制度にあえぐお年寄りたちの声が聞こえているでしょうし、この制度に心から賛成している人ばかりとも言えないと思います。
弱い者いじめとも思える、国のやり方に、地方から警鐘を鳴らすための意見書でしたが、やはり、党の壁は厚いのか…。「党派会派を超えて、県民のことを最優先で考える」県議会になっていくためには、各派が、もっと胸を開いて議論を行う機会が必要だと感じました。