
先日、党首討論が行われ、立憲民主党の野田佳彦代表が、石破総理に対して多岐にわたる質疑を展開しました。特に焦点となったのは、赤澤大臣の訪米における視覚的な印象、対米交渉の体制、そして来たるG20財務相・中央銀行総裁会議への臨み方についてでした。
赤澤大臣の訪米に関して、大臣が赤い「MAGA」帽を被って写った写真が日本にとって極めてマイナスな「朝貢外交」のようで、過去の力強い交渉姿勢と比較して懸念してしまいます。
また対米交渉の体制も、米国側に比べて交渉担当者の数が少なく兼任ばかりで、「国難」に対する対応としては体制が弱く、整備も遅れていると感じました。
来たるG20財務相・中央銀行総裁会議では自由貿易体制を守る日本の立場を明確に発信する重要性を訴え、為替問題についても日本の米国債購入を背景にした発言も検討すべきです。
今回の党首討論は石破総理が真正面から答えようとせず、議論が噛み合わない印象でした。トランプ関税が国難と言うなら野党の提案にも真摯に耳を傾け、アメリカとの交渉に臨むべきです。党首討論は今国会であと2回開催される予定です。与野党のトップ同士の議論が単なるパフォーマンスに終わるのではなく、真に国民のためになるよう期待します。
