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新型コロナワクチン接種開始へ
県に求められる積極的な市町村支援を
先週、医療従事者を対象に新型コロナワクチンの接種が開始されました。
4月から65歳以上の高齢者をはじめとして、国民への接種が本格的にはじまる予定です。それを受け、全国各地の市町村で準備が進んでいます。
浦安でも、プロジェクトチームが設置され、県内で最初に接種訓練を実施し、注目されました。
コロナワクチン接種の事業主体は国、県はワクチンの円滑な流通と関係機関の調整を担当し、接種の実務は市町村が担います。安全性と確実性、更に早さも求められる前例のない事業。現場の負担は相当なものです。走りながら改善するしかない現場からは、さまざまな問題が出るでしょうが、県は要請を待つことなく、市町村への「御用聞き」で、いち早く問題を把握し、支援に動くとともに、それを素早く県内に共有すべきと考えています。
こうした行政間のやりとりにICT(情報通信技術)の活用が有効です。来月の改選で誕生する新知事のもと、市町村と県との双方向だけでなく、市町村間もつなげる情報共有網の整備を推進してまいります。
(浦安新聞掲載のコラムより転載)