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新・総合計画「輝け!ちば元気プラン」2
事業と数値目標で、現実的な将来像を。
前回お知らせした通り、先の2月議会で新しい千葉の総合計画(案)「輝け!ちば元気プラン」について、施策の具体性のなさや数値目標の曖昧さを指摘し、計画のとりまとめや、数値目標の設定の経緯などについて一般質問しました。
「この計画は、県民・市民活動団体・企業・市町村が力を合わせて実現するものであり、数値目標は、行政側の視点である事業ごとの目標ではなく、県民にわかりやすい社会目標(県民の満足度や定住意向など)で測定できるものにした」とのこと。
ならば、この総合計画を各事業に落とし込むときには、県が果たすべき明確な数値目標をきっちりと設定する必要があります。「満足している人の割合を何%上げる」という社会目標を、どんな事業で、何をどれだけ増やす(又は減らす)ことで果たすのか、それをはっきりさせない限り、森田県政が実現しようとしている「日本一の県」、「元気な県」、「輝く県」の現実的な姿は見えてきそうにありません。
今後の動きを注視して行きたいと思います。
(浦安新聞掲載のコラムより転載)