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「不正の引き継ぎ」判明
10月14日、商工労働企業常任委員会で、不正経理問題について質疑を行いました。
新聞にも報道されましたが、私の質疑により、商工労働部の部署では、経理担当者が変わる際、前任者が後任者に不正金を口頭やメモなどで引き継いできたことが判明しました。
手口は、業者の口座に県費を不正に預けたり、現金や商品券などを県庁内で保管していたもので、商工労働部では、調査対象期間の03年以前から行われていたこともわかりました。商工労働部の不正金額の合計は約4千683万円にも上ります。
「不正という認識がなかった」との答弁がありましたが、「業者に金を預けてある」と申し送られたり、多額の現金等を渡された際に、「おかしい」と思う感覚すらなかったのかと、庁内に蔓延する病の深刻さに深い憤りを感じます。
9月議会では、この問題を糾明するための特別委員会が発足。民主党不正経理調査会の調査結果をこの委員会にも活かしていければと思います。
(浦安新聞掲載のコラムより転載)