「『ニューフィル千葉』再建の切り札 常任指揮者に35歳の大井さん」
という記事が、25日の読売新聞京葉版に掲載されていました。
これまで、ニューフィルハーモニー千葉に関しては、「縮小ではなく再建を」と求め続け、前回の議会の常任委員会質疑で「常任指揮者を公募する」との答弁がありましたので、期待しておりました。(→過去の記事一覧)
常任指揮者となった大井さんは、11年にわたり指揮者が不在だったニューフィルハーモニー千葉の指揮を、スポットで年に3回ほどとってこられたとのこと。今年4月からは、公共の楽団としては、屈指の成功事例となっている山形交響楽団に所属されていました。今回、再建の切り札として、常任指揮者を募集していると知り、常任指揮者を買って出てくださったとのことです。
ニューフィルは、財政難などで現在12人しか団員がいない状況。大井さんは、楽団が抱えるさまざまな課題を、これまで指揮をされているなかで、目の当たりにされてきているはずです。そうした人物が、楽団再建に向け、気概を持って名乗り出てくれたことは、なによりのことです。
今後に期待したいと思います。