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医師・看護職員が足りない!
長期的視点の人材確保施策の強化を
県内の医師数は、2012年末で人口10万人あたり173人、全国平均と比較して52人の差、看護職員は、10万人あたり800人で、全国との差は340人になります。
この不足が今後更に深刻化することが、明らかになりました。

団塊の世代が後期高齢者(75歳以上)となる2025年時点の医師・看護職員数の需給見込みを調査したところ、医師が最大で1170人、看護職員は1万5千人規模で不足するという結果となりました。
医療界の人材不足は、全国規模の問題であり、すでに国も自治体も、「育成」「定着」「再就業」を柱に、人材確保に取り組んでいますが、更なる強化が必要です。
小中学生からのキャリア教育や医学部入試支援など、長期的視点で施策を展開している自治体も出てきています。医療の資本は、人材です。千葉でもあらゆる手段を検討し、危機感をもって取り組むよう強く働きかけてまいります。
(浦安新聞掲載のコラムより転載)