総合体育館メインアリーナは、気合に満ちていました。浦安市合気道演武大会。浦安市合気道連盟に所属する会員が一堂に介し演武を披露する大会で、今年が22回目になるそうです。
合気道は、人に勝つことや攻撃することを目的とせず、心身ともに強くなり、身を守るための武術。試合はなく、形を反復練習して身につけていくことが鍛練となります。とはいえ、形と形のぶつかりあいとでも言えば良いでしょうか。有段者の演武はスピードも速く、大変な迫力でした。

また、就学前の「小さな武道家」にはじまり、少年・少女たちの多さにも驚かされました。武道は、戦う技術だけでなく、人の道を説くものだと言われますが、演武中に限らずさまざまな場面で目にした彼らの礼儀正しさに、感心しきりでした。
それにしても、鍛練されている方は、立っているだけで違うものですね…。姿勢、目配り、何かを取る動作まで、どれをとっても、隙がないというか、格好いいというか…。
ガラスに映る自分の姿勢に気づき、背筋を伸ばした帰り道でした。