動物愛護に取り組む市民活動の紹介で千葉市庁舎に熊谷市長を訪ねたので、昨年以来2度目の意見交換をしてきました。
熊谷市長とは、氏が民主党選出の千葉市議会議員だった頃からの知り合いなので、他の場面で顔をあわせる機会はあるのですが、腰を据えてじっくり意見交換ができる機会は希少です。
これまで私が県の犬猫の処分数削減を求めて活動してきた関係で、今回の橋渡し役を務めることになったのですが、
千葉市では、獣医師会や市民と協力して、野良猫の不妊手術を促進し、地域猫としてボランティアが面倒を見るなど、処分削減に有効な施策を行っていました。
地域猫のルールや市民理解の広め方など、興味深い事例でした。
前回話した、公募によって民間トップを採用した千葉市モノレールのその後についても聞きましたが、「改革の手応えを感じている」とのこと。財政内容以前の問題である体質改善に成果が見られているようです。
また、千葉市も大きな被害を受けた液状化対策については、「官民一体で対策を検討してきているので、国の三次補正をいち早く活用できるのでは」という見通し、「浦安にもぜひ参考にしてほしい」とのことでした。
今回も実り多い会談になりました。貴重な時間を割いてくれたことに報いるためにも、千葉の成功事例を他市に広げて行く方法を、民主党会派内や議会で、検討していければと思います。