サラリーマン時代は、高校時代が実に遠い昔のように思えましたが、議員となり母校を訪ねる機会が増えたせいか、なんだか「ついこの間」のことのように思い出されます。記憶は、思い出すたびに、新たになると言いますが、そのせいでしょうか、母校を訪ねるたびに、同級生や後輩に会えそうな不思議な気持ちになります。
今回訪ねたのは、同窓会の総会のため。市川東高等学校同窓会の副会長を務めさせていただくことになったのも、議員になってから、県立高校視察として母校を訪ねたのがきっかけです。
思えば、大学を出て、銀行に入ってからは、毎日の仕事に追われ、過去を振り返る余裕などなかったように思います。議員としての生活は、サラリーマン時代より更にハードですが、自分が歩んできた道のりにあるさまざまなつながりを大切にすることは、「仕事」でもあると考えています。例えばこうして母校に行き、先生方とフランクに話ができる関係を保つことは、県立高校の課題を見いだすことに大いに役立ちます。また、同窓会などのつながりは、より多くの県民の声を聞くチャンスになります。更に、これまでに出会った友人・知人には、さまざまな分野での専門家も多く、ブレーンとしてさまざまなアドバイスを得ることができます。
ご支援者、同級生たち、友人、近所の方々、オヤジの会やPTAの仲間、同僚議員たち、県の職員など、全ての人とのつながりは、個人的にもとても大切な財産ですが、同時に私とは違う視点で県政を評価したり、県の課題を見いだして、それを知らせてくれる重要なアドバイザーでもあります。
さまざまなつながりに感謝です。