先日、この記事(→矢崎コラム「『元気』、『日本一』に数値・施策の裏付けを」)でもお知らせしたとおり、私の一般質問は、明後日(10時50分頃登壇予定)。
今回は、以下5件について、質問を行います。
1.知事の政治姿勢について
今回の議会に提出されている、新しい千葉の総合計画(案)「輝け!ちば元気プラン」についての質問です。
「日本一」、「元気」は、夢を表現することばとしては、確かにわかりやすい言葉ですが、「目標」というには、曖昧すぎます。何をもって「日本一」をはかるのか、「元気」を評価するのか、その基準や、具体的な施策などを聞きます。
また、今回の総合計画には、動物愛護に関する施策がどこにも盛り込まれていません。
昨年の6月議会の一般質問で、千葉は動物愛護センターで処分される犬・猫の年間処分頭数が、全国2位の多さであることを指摘。飼い主のモラル向上のため、知事自らが啓発活動の先頭に立つよう要望しました。
なぜ、総合計画に盛り込まれていないのか、動物愛護に対する知事の政治姿勢を問います。
2.京葉線とりんかい線の相互乗り入れについて
これも、総合計画(案)にからむものですが、今回同計画には、地下鉄3路線(東京地下鉄有楽町線、都営地下鉄新宿線、都営地下鉄半蔵門線)の延伸検討が盛り込まれています。
私は、主要政策として、通勤ラッシュの緩和策として、同じJR線であり既に特別列車などは、乗り入れしている(つながっている)、京葉線とりんかい線の相互乗り入れの検討の方が、現実的ではないかと考えていますので、それに対する県の考え方などを質問します。
3.東葉高速鉄道について
「経営トップに民間人の登用」を求めて、継続的に取り組んでいるテーマです(→東葉高速鉄道関連記事)。
県が出資する外郭団体41法人のうち、累積欠損金を抱えるのは12法人で、その総額は1062億円。東葉高速鉄道の累積欠損金は、そのうち8割にあたる850億円にも上ります。今月初め、経営破たんした「かずさアカデミアパーク」の累積欠損金130億円と比較しても、この鉄道の厳しい経営状況がおわかりいただけると思います。
先日、この記事(→「熊谷市長と意見交換」)でお知らせしたとおり、私も、熊谷市長と同様、民間人を経営トップに据えるだけで、全てが魔法のように解決すると言っているわけではありません。ただ、「補助」ありきの甘えた経営体質を変えたり、経営を抜本的に改革する仕事は、民間の意欲ある経営者に任せた方が、成果を出せると考えています。再度県の考え方を聞きます。
4.ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉について
こちらも恒例ですが(→ニューフィル関連記事)・・・。
最初に取り上げた当時(2008年2月)は、予算削減で、団員たちが厳しい待遇に堪えていたニューフィルに、再構築計画が策定され、予算もつき、常任指揮者もつきました。でも、まだ心配があります。ある程度自立した楽団になるまで、「県民が育てる」ことが必要なのではないかと考えています。
計画の進捗や、新たな活性化策などを質問します。
5.食の安全について
これは、私のところに県民の方から寄せられた相談にからむものです。
毒餃子事件を発端に、不安が増大したままの輸入加工食品。その安全性を調べる検査が、昨年9月から行われることになっていました。しかし、入札手続きの遅れで、検査機器が納入されたのは12月。機器の不具合の調整などもあり、検査予定が大幅に年度末にずれ込んでいます。
こうした事態を再発しないための対策を聞きます。
しつこいようですが・・・私の登壇は3月4日(木)10時50分頃の予定です。お時間のある方は、傍聴してくだされば幸いです。