六月定例県議会始まる
改選後初めてとなる定例県議会が今月5日から始まりました。
4月の選挙の結果、会派の構成も変わりました。自民党53名、立憲民主党10名、千葉民主の会(国民民主党系)9名、公明党8名、共産党2名、社民党1名、市民ネットワーク1名、無所属10名となりました。

私の所属する立憲民主党も10名では有りますが第2会派となりました。まだまだ少数ではありますが、第2会派として、まっとうな政治と草の根民主主義を貫く政党として、県議会の中で存在感を発揮していきたいと思います。
加えて私は今回、会派の代表に選ばれましたので、その先頭に立って自分の職責を果たして参ります。
次に、常任委員会について少し説明します。
県議会には、担当部ごとに、総務防災・総合企画企業・健康福祉・環境生活警察・商工労働・農林水産・県土整備・文教と8つの常任委員会があり、各議員がそれぞれ1つの委員会に所属します。私は、これまで総合企画水道、商工労働、環境生活警察、文教に所属してきましたが、今回初めて、県土整備に所属することになりました。
理由は、先の選挙で皆さんに訴えたことのうち、境川河口の水門設置、市内の護岸改修及び整備、水辺開放の推進、堀江橋の建設、第2東京湾岸道路計画への対応、マンション政策の推進など、県土整備部が所管する案件が多いため、自分から希望して所属が決定しました。
さて、今回の議会では、補正予算案が提出されています。
これは、今年1月に野田市で発生した女児虐待死亡事件を踏まえて、県が先月8日に、今後の再発防止に向けた「児童虐待防止緊急対策」を取りまとめたことを受けての対応です。
この対策に掲げた取組のうち、
・児童虐待件数の増加や、より困難な事案に対応するための児童相談所の体制強化
・要保護児童等に対するケアの充実や、虐待の未然防止・早期対応のための関係機関と
の連携強化
・虐待に対する通告義務や、相談機関の周知などをより一層図るための広報・啓発の強
化
などについて、早急に取り組む必要があるため補正予算案が計上されました。補正予算額は1億8800万円です。
そして、今月11日には、立憲民主党を代表しての会派代表質問を私が行います。現在の県が抱えている課題解決に向けた質問と提案をしていきます。結果については、次号でご報告します。
令和元年六月六日
矢崎けんたろう