自民党の大敗となった都議選の結果に追い込まれるような形で、衆議院が解散となりました。「ようやく」というか「やっと」というか…。昨年の福田総理の突然の辞任以来、「解散だ」、「選挙だ」と寄せては返す波のような騒ぎに、1年近く(正確には324日)翻弄されてきましたので、「その日」が決まったことで、思いのほか気持ちが楽になりました。
今回の選挙は、本当の意味で「政権与党の選択」が行われる選挙になると言われています。都議選をはじめとする最近の地方選挙の結果を見ても、民主党に大きな期待が集まっていることがよくわかります。街頭や駅頭活動の際の市民の方の反応もあきらかに違ってきています。それは本当にありがたくうれしいことですが、一方で、この大きな期待は、長きに渡った自民党政権への失望したことによるものであることも、冷静に見ていなければいけないと思っています。
選挙は国民に「信を問う」ものですが、本当の意味で信を問われるのは、新政権が動き出してからです。現在、マニフェストの最終調整をしているところですが、その政策実現に向け、地方議員も一丸となって当たらなければならないと思っています。
投票日は8月30日。その日がゴールではなく、新政権のスタートの日にできるよう、気を引き締めて行きたいと思います。