今週の日曜日、浦安市文化会館小ホールで開催された、浦安ドキュメンタリーオフィス主催の「i–新聞記者ドキュメント–」上映会に行ってきました。
この映画は、官邸記者会見で、当時の菅官房長官に繰り返し質問をしたことで知られている、東京新聞の望月衣塑子記者に密着したドキュメンタリー映画です。
望月記者の取材を通して見えてくる、日本政府や日本社会の問題、ジャーナリズムの在り方等について、鋭くメスを入れている内容で、私も深く考えさせられました。
上映会終了後には、森達也監督のトークイベントも有り、撮影の裏話等、興味深い話を聞くことができました。
森監督からは、タイトルの中に付けられたiにどんな意味があるか、皆さんが考えてみてください、との問いかけがありました。
映画の内容からiには一人称の意味があると思いますが、主語が一人称で考えられる国民、一人称で行動できる国民が多くいる国には、健全な民主主義が存在する、とのメッセージを森監督から貰った気がします。
見応えのある映画でした。