昨日から、予算委員会が始まっています。私は、今回の委員会では、下記の3件について、質疑を行う予定です。
1.東葉高速鉄道について
これは、以前一般質問でも取り上げた問題です。第三セクター鉄道で日本一の累積赤字額843億円(06年)を抱える東葉高速鉄道。長期有利子負債は3,300億円に上ります。
この鉄道への経営支援は、そうでなくても厳しい千葉の財政を圧迫しています。その後、経営がどのように改善されているのかや、今後の経営再建の見通しなどについて聞きます。
また、一般質問で、トップに民間人を起用し、民間の発想や経営手腕を活用すべきと提言したとき、「自主支援委員会で検討する」という答弁をいただきましたので、その後の状況を質疑します。
2.新型インフルエンザについて
新型インフルエンザの脅威が、不安視されています。東京都のワクチンの備蓄など、独自の対策をとる自治体も出てきており、また、市町村レベルで対策をとっているところもあります。感染を拡大させないためにも、罹患者が出たときの県と市町村の連携は非常に大切です。千葉県では、どのような連携をとることになっているのか、また、その対策について、「市町村がとるべきもの」、「県がとるべきもの」それぞれどのように分担しているのか聞きます。
3.震災時における帰宅困難者対策について
「予算委員会議案説明」の記事内(→記事を読む)にも書きましたが、財政が非常に厳しい千葉県の震災対策は、非常に気にかかります。まずは、昨年12月に設置された「帰宅困難者・滞留者対策に対する検討委員会」の内容と目的を聞きます。また、具体的な震災対策は、市町村任せの部分が多い気がいたしますので、県の役割に対する見解を聞いてきます。
私の質疑は、17日火曜日14時から。千葉テレビでも中継されます。
(写真は、質疑準備のために訪問した東葉高速鉄道本社です)