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徹底的な検証と見直しで
災害に強い千葉県へ
12月議会の冒頭、森田知事は、台風15号をめぐる対応の不備が批判されたのを受け、自身の給与を減額することを表明。
代表質問、一般質問も台風15号の対応検証や、県の危機管理体制、土砂災害警戒区域の見直しなど、防災施策に集中しました。
先月22日、初会合が開かれた台風15号に関する有識者検証会議でも、知事、職員の対応は、「危機感なし」と厳しい批判を受けています。検証は、県の課題の抽出であり、被災を礎に強い千葉に立て直すために必須です。同じ過ちを繰り返さないためにも、徹底的に見直さなければなりません。
同時に、復旧・復興を強力に推し進める必要があります。
私が代表を務めている立憲民主党会派は、千葉民主の会と共に「千葉県災害復旧・復興対策特別委員会」の設置を議会に提案しました。最大会派の自民党などの反対を受け、委員会の設置はかないませんでしたが、冬本番を控え、今もなお被災した住居で生活している県民の支援、損壊した道路、水路などの復興は、最優先事項です。一日も早い復旧・復興に取り組んでまいります。
(浦安新聞掲載のコラムより転載)