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東京五輪まであと1年
開催経験をレガシーに
五輪開幕まで1年を切りましたが、千葉県内で行われる競技への県民認知度が上がりません。
ちばぎん総研の調査によると、県内開催競技の認知度は、サーフィンが70%と高かったものの、他競技はフェンシング17%、レスリング17%、テコンドー13%と2割以下。パラリンピック競技では、車いすフェンシング9%、ゴールボール7%、シッティングバレーボール6%、テコンドー5%といずれも1割以下でした。
6月定例県議会の代表質問に立ち、大会に向けた機運醸成に一層力を入れること、特にパラリンピックの情報発信に注力すべきと指摘しました。
質問を受け、8月の県民だよりで五輪の特集が組まれ、市内東野小、見明川中学校では、競技体験が行われました。私も見学しましたが、トップレベルの選手のプレーを間近で見て、子どもたちは目を輝かせていました。
五輪競技の開催地となることは、ハード、ソフト両面のレガシー効果が望めます。特に、パラリンピック競技は、認知や理解の向上、会場運営の経験、感動など、ソフト面ではかり知れない資産を残します。
引き続き積極的なPRを働きかけてまいります。
(浦安新聞掲載のコラムより転載)