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都市鉄道で第1位の混雑率
東西線の混雑緩和に向けて
京葉線と並び、欠かすことのできない市民の東西線。ラッシュ時の混雑が激しく、電車の遅延も常態化しています。
今年七月に発表された国土交通省の「都市鉄道の混雑率調査結果」によると、東西線のピーク時の混雑率は199%で主要31路線中でトップ。この混雑率は、7時50分から8時50分に運行した27本の平均ですから、時間や車両により、もっと込んでいる場合もありえることになります。
この状況を改善するため、東京メトロもさまざまな取り組みを行っています。飯田橋・九段下間の折り返し線の調整や芽場町駅のホーム伸延、木場駅のホーム・コンコース拡幅、南砂萌希路線・ホーム増設など、大規模改良工事が2021年を目途に進行しています。また、時差通勤・通学の推奨や、大勢の乗客が一度に乗降できるワイドドア車両の導入なども、並行して行われています。
東西線の混雑に関しては、市民の方からも、多く相談をいただきています。こうした対策を確実に進めていくよう、県とともに、東京メトロに働きかけてまいります。
(浦安新聞掲載のコラムより転載)