今年最初の定例会、そして19年度最後の定例会2月議会がはじまりました。
この議会では、19年度補正予算と20年度当初予算を中心に、59の議案を審議します。
→千葉県議会 議案一覧
私にとって、はじめての予算審議となる議会、県民のみなさんからお預かりしている税金の使い道を審議する訳ですから、しっかりチェックをしなければいけません。ましてや私は、財政をテーマにしておりますので、予算書と格闘する毎日です。
ご存知の通り、千葉は厳しい財政状況にあり、19年度の補正予算案も、減収補填債の増額発行をして、なんとか赤字決算を免れるという案になっています。厳しい財政状況だからこそ、きっちり予算の使い方をチェックしなければなりません。一方で、予算書の数字の向こうにあるものは、県民の生活でもあります。「例外なき財政再建」とよく言いますが、私は、そんな風に一刀両断ができるものではないと考えます。
八ッ場ダムに象徴されるような県民不在の施策は、事業の見直しあるいは終息など思いきった方向転換をし、県民生活に直結する施策は、(無駄を見直す必要はあるものの)手厚くするという、財政再建の明確な方向性が大事なのではないでしょうか。
新人議員としては、勉強することが山積みですが、果敢に挑みたいと思います。