昨日の午前中、「明海の丘公園クラブ」の総会に出席しました。今月は何度か「明海の丘公園クラブ」の紹介をしていますが、このクラブは、浦安市の「公園里親制度」により、明海の丘公園の美化活動や、地域の方が公園を中心に交流するイベントの企画・実施などを行っているボランティア団体です。浦安市の社会教育関係団体としても認定されています。
公園里親制度(アダプトプログラム)は、公園や道路などの美化・緑化・清掃などを、地域の住民や企業に自発的に行っていただき、自治体はそれを支援する制度。アメリカからはじまり、住民の行政参加の推進、地域愛の育成など、大きな成果をあげたことから、日本でも2000年ころから、導入する自治体が増え始め、今では多くの自治体がこの制度を用いています。
日本に広がった背景には、小さな政府を目指し市民団体などとの協働を推進する中で、この里親制度が、効率的に公園・緑地を管理するために、有効な施策と位置付けられたこともあるようです。が、私は、身近な公園を中心にして地域住民の世代を超えた交流が生まれることが、この制度の大きな利点だと実感しています。
昨年、明海に引っ越してきた時、このクラブの仲間に入れてもらえたおかげで、自然にコミュニティになじむことができたように思えます。
ですから、ぜひ、みなさんも明海の丘公園クラブに入りませんか?公園クラブは、会員随時募集中です。
(詳細→明海の丘公園クラブホームページ)
ところで、写真は、総会の後に行われた公園内のバラ園のコンサートの様子です。ギターを披露してくれたのは、入船在住の高校生ギタリスト岡本拓也君です。岡本君は、昭和秀英高校の2年生。10歳の時に、学校・地域連携事業のひとつ「ふれあいギターアンサンブル」で、平塚康史氏の指導のもと、ギターを奏でる楽しさを知ったそうです。
青空の下で聴く、クラッシックギターの美しい音色は、なんとも趣深いものでした。
今日は、ジャズバンドのミニコンサートもあり、公園という場が、さまざまな交流のきっかけになる。その可能性の広さを再確認できたように思えます。