八ッ場ダムを考える一都五県議会議員の会」が5月に結成され、現地視察がありました。「八ッ場ダムを考える一都五県議会議員の会」は、群馬、栃木、茨城、埼玉、千葉、東京の議員で、八ッ場ダム問題をどうしていくか、地域間の意見交換をしながらともに検討する会で、議員約60名が加入しています。千葉県議会の民主党からは、私も含め5議員が入っており、今回の視察では、私が出席することになりました。
しかし、議会準備などで時間がとれず、前日からの出席は断念。朝5時に車で出発して、視察のグループに合流しました。この4月にも民主党有志の視察に参加していますが、今回は新たに品木ダムを視察することができました。品木ダムは、八ッ場ダム計画地の上流にあり、吾妻川の強い酸性の水質を中和する役割を果たしています。このダムができたことが、八ッ場ダムの事業を前に進める大きな契機になったとのことです。ですが、配布された資料を見ると、もともと酸性の水質の川になぜダムを作ろうとしたのか、疑問が生じます。
今回は、地域を越えて参加された議員と意見交換することができました。今後もこうした議員のみなさんと議論しながら、この問題に取り組んでいきたいと思います。