いつもは、会議開始を告げるブザー、進行をする議長や質問をする議員、答弁をする当局側の声。あるいは、ざわめき、時に野次。そんな音ばかりが流れている県議会ですが、今日ばかりは違います。
昼休みに、議会棟1階ロビーで、ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉のミニコンサートが開かれたのです。
議員にとって議会棟は、仕事の場(あるいは戦場)。緊張感を持って過ごす場所ですが、そうした場所だけに、心をほぐしてくれる音楽のやさしさが際立って聞こえました。30分間の間、モーツアルトの名曲「アイネ・クライネ・ナハート・ムジーク」や、季節感あふれる「そりすべり」などを楽しみ、最後の曲は日本人の心の唄「ふるさと」でした。
集まった議員・職員は、すっかり心を癒されたあと「志を果たし」(ふるさと3番の歌詞)に、また議場に戻ったのでした。
こうしたミニコンサートを、ぜひさまざまな場所に広げて行ってほしいと思います。